働きたくない

5000兆円欲しい

香港空港に忘れ物をして受け取るまで

夏休みにスリランカに旅行した帰りに、トランジットの香港空港(香港國際機場)でタブレットを忘れた。 その顛末から受け取るまで。

顛末

スリランカコロンボから成田まで、香港のフラッグ・キャリアであるキャセイパシフィック航空を利用したため、香港乗り換えをした。 乗り換え時間は、コロンボからの便が遅れたため1時間ちょっとと短かった。 そのため、急いで乗り継ぎの保安検査を済ませた。 このとき、一旦鞄の外に出したタブレットを、焦っていて鞄にしまわず、脇に抱えていた。

そのため、搭乗ゲート近くのお手洗いを使った際に、タブレットを荷棚に置いた。 しかし、普段タブレットを持ち歩かないため、タブレットへの意識があまりなく、鞄だけ持って出てしまい、タブレットは忘れてしまった。

どうしたか

当日

搭乗後、駐機場で待っている際に忘れたことに気づいたが、飛行機がすぐ出ると思っていてCAさんには伝えられなかった(実際は乗り継ぎ客待ちで結構待っていた)。 飛んでから暫くしてCAさんに伝えた。 今思うと、地上に居るうちに伝えたほうがかなり得策だったのではと思う。

機内ではCAさんに届出書のようなものを書かされた(控えは交付されなかった)。 詳細として、色を聞かれた。 あれば2日以内に連絡しますとのこと。

翌日

翌日昼に、キャセイ成田の手荷物サービスから、見つかりませんでしたと電話。 しかしその1時間後、同じキャセイ成田の手荷物サービスから、会社の香港の別部署があることを確認しましたとの電話。 それで、香港空港に直接問い合わせてくださいと言われる。

4日後くらい

英語での電話がどうにも面倒で、その4日後くらいに香港空港に電話。 会話は英語だったが、香港の人の英語は若干日本語英語っぽいので聞き取りやすかった(質問も簡単であった)。

やり取りは、簡単には以下のような感じ。

相手「何を忘れた?」
自分「タブレットHUAWEI
相手「色は?」
自分「カバーが黒、本体は黒と銀」
相手「いつ忘れた?」
自分「9/2」
相手「ああ、あーそれっぽいものが届いている。確認の為に製造番号かPINコードを教えてくれない?」
自分「製造番号は分からない。PINコードはxxxx」
相手「開いたよ。確かに君のだ。じゃあ名前を教えてくれ」
自分「xxxx」
相手「あと連絡先も教えてくれ」
自分「+81 xx-xxxx-xxxx」
相手「ありがとう。では忘れ物を取りに来るための方法を伝える。受け取り方は3つ。本人が直接来る・代理人が受け取る・航空会社に頼む、だ。」
相手「直接来る際は、パスポートが必要だ」
相手「代理人が来る際は、君のパスポートのコピー、代理人の本人確認書類、あと簡単な委任状を書いて欲しい」
相手「あと、香港に知人も居ない場合は、航空会社に頼んでみるのも良いかもしれない。できるかどうかは保証できないが」
相手「忘れ物は3ヶ月間保存しておく。受け取る際はreference numberを伝えて欲しい。F20180901xxだ」

その翌日

キャセイパシフィック航空の成田の手荷物サービスに電話。 キャセイパシフィック航空の方で荷物を自宅に送ってもらえるとのこと。 委任状・簡易通関願をメールで送るので、書いてスキャンするか写真に撮って送って欲しいとのこと。 また、パスポートのコピー・reference numberも送ってくれとのこと。

以後メールでのやり取りになる。

全部送ったら、翌々日の朝8時くらいに成田から電話が来て、「○○さんのお荷物確かにあります。ご安心ください。今日送りますが着払いになりますごめんなさい。タブレットなので送る時どういう便にしますか?」と聞かれる。 で、夕方には家に届いた。ヤマトのパソコン宅急便で2000円程度だった。 早い。

まとめ

  • 気づいたらなるべく早く連絡
  • 意外と忘れ物は見つかった
  • 香港空港に忘れたらLost and Foundに連絡。やり取りは英語
  • 自分が引き取る以外の選択肢もある。航空会社に頼んでみることも可能
  • キャセイの場合、委任状と簡易通関願の記入が必要だった
  • みんな優しい

連絡先

  • 香港國際機場 Lost and Found

手荷物サービス 0476-32-7673
ちなみに、電話は番号通知の場合もあれば非通知のこともあった。

もし航空会社の助けがない場合

以下のような組み合わせで香港に弾丸往復するつもりだった。

  • 往路:HK Expressの100円キャンペーン
  • 復路:JALの特典航空券(あまり空きがないが)

これでもタブレットを再購入するよりは安いので…(100円 + 成田までの往復)。