働きたくない

5000兆円欲しい

JJY(40kHz)のAirspyによる受信 (3)

前回の続き。ドレインの負荷を同調回路にしてみた。副同調回路を試した。

ドレインの負荷を同調回路に変える

前から使っていたドレインの負荷(チョークコイル270μH)を、L = IFTコイル(黒), C = IFTコイル内蔵C + 0.022μF + 470pFの並列LC共振回路に変えてみた。

これで計算上は40kHz近くで共振する。なので、共振周波数において負荷のインピーダンス(の絶対値)が一番大きくなり、そこから離れるほど、ドレイン電圧 = Vccに近くなる。

このようにしたところ、かなり他の信号を落とせるようになった。

ちなみに、スペアナで見る限りは、あまりQが高くない気がするが、そういうものなんだろうか。

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追加した共振回路の特性

バーアンテナ + 同調Cのみ

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増幅回路(負荷 = チョークコイル270μH)

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増幅回路(負荷 = LC共振回路)

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他の信号はどこに行ったのか。一瞬本当か疑うくらい、他の信号が消えた。ここまでくるとJJYだけが強く、右側の方にはゴーストが出てきている。

複同調回路

バーアンテナのLC共振回路 <-> IFTコイル + 0.022μF + 470pF <-> AirSpyという組み合わせ。

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全体的に何故か+5dBくらい信号が強くなっているが、JJYに限っては+10dB以上強くなっており、相対的には選択されている。

でも、前項の同調回路ほどは効果がない。